大寒波時の水道管の凍結にお気をつけ下さい！

みなさま、こんにちは。株式会社沢野建設工房企画室の中宮です。

 

1月下旬は大雪と、給湯器の凍結、水道管破裂などで、とにかくメンテナンス対応に追われておりました。。。
特に断水に遭われた地域の皆さまのお話を聞くと、大災害そのもので本当にたいへんだったと思います。
（私も自宅がいつ断水になるか？ヒヤヒヤしておりました。。。）
 

さて、今回の断水の主な原因とされているのが空き家などで古いボイラーや水道配管内部の水が凍結して破裂したものだそうです。

 

水は凍結する際に体積が膨張しますが、古い配管が耐えられずに亀裂が入り気温が上がると同時に水道の圧力そのままで噴き出すようです。
一番簡単な処置はそのお家の水道の元栓を閉めることなんですが、

 

みなさん、水道の元栓の位置ってご存知でしょうか？

 

実は何件か「水道の元栓ってどこにあるんですか？？」というお電話を受けました。
住んでいる限りはふだんお施主様が触ることはまずないでしょうし、
私たち工事屋でも水回りのリフォーム工事や水のトラブルぐらいしか触りませんのでご存知ないのも無理はないと思います。

 

水道の元栓は、水道メーター（家の敷地内で道路境から１ｍ以内のところ）のボックスの中にあります。
メーターボックスは、近年のものはプラスチック製でだいたい20㎝×40㎝ぐらい、
古い家ですと鉄製の場合もありますね。
（フタが固くて開きにくい場合は、マイナスドライバーなどでこじると開けられるはずです。）

 

ボックスの蓋を開けると水道メーターがあり、その前に止水栓があります。
これが「元栓」と呼ばれるところです。
この元栓を右に回すと家全体の水を止めることができます。

 

築数十年の古い家や古いボイラーを使っているお宅では水漏れが発見されることも多いのでまずはご自宅のメーターボックスの位置と元栓の位置を確認してみて下さい。
もし家の水道を使っていないのになぜかメーターの針が動いている場合は、
どこかから水が漏れている可能性がありますので、すぐに私たちにご連絡下さいませ。