株式会社沢野建設工房

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FAQ

弊社に多く寄せられるお客様からの質問を、こちらで回答しております。「施工期間はどれぐらいかかるのか」「素材によって料金に違いはあるのか」などの施工に関するお悩みをはじめ、日々多数のご質問をいただいております。住宅の購入は、お客様の人生に大きく関わるイベントです。少しでも不安な点はこちらに掲載する回答や、お問い合わせフォームよりお気軽にご質問ください。

家づくりをする上で重要なことを教えてください。
多くのお客様がデザインと予算を最初に挙げると思います。でも家に長く住む上で重要なのは、使われている「素材」と「性能」です。たとえば地域と気候を無視した外観デザインは、雨漏りしやすかったり、壁の内部にまで結露が生じて家の寿命を一気に縮めてしまいます。また低予算にこだわりすぎると、耐久性のない部材が多く使われたり、場合によっては手抜き工事にもつながる可能性があります。住宅ローンを返済しながら毎年のように傷んだ家の修繕費用を払い続けるのは、家そのものにも家計にも大きな負担をかけてしまいます。
どんな素材を使えばいいですか?
石川県は年間を通じて雨が多い上に湿度が高く、シロアリ被害も多い地域なので、湿気やシロアリに強い木材で家を建てる必要があります。具体的には、(天然乾燥を施した)国産のヒノキやヒバの無垢材、あるいは米ヒバなどヒノキ科の無垢材であれば、防腐剤を使わなくても湿気に対して非常に強いです。
国産ヒノキでも安いものはありますか?
同じ国産ヒノキでも産地によって値段も性能も違います。暖かい地域のヒノキは、杉のように急成長するため出荷できる寸法に育つまでの期間も短く、比較的安価で取引されています。ただし急成長したヒノキは湿気に弱くシロアリの被害も受けやすいことから、耐久性もそれなりです。私たちは冬の寒さが厳しく目の詰まっている木曽東濃ヒノキや、山間部で厳しい気候に晒される石川県能登地方のヒノキを使っています。
同じ樹種の木でも乾燥方法によって耐久性は変わりますか?
木材の乾燥方法には大きく分けて、人工乾燥と天然乾燥があります。
人工乾燥とは、木材を乾燥炉内に入れて温度と湿度を制御しながら乾燥させる方法で、ボイラーで沸かした蒸気を利用する蒸気式乾燥が主流です。この蒸気式乾燥は、表面の割れを抑制しながら短期間で乾燥させることができますが、100℃以上の高温で乾燥させてしまうと、木本来の香りや色つやがなくなり、表面ではなく木の内部で割れが著しく発生し、強度的にも脆くなります。
一方の天然乾燥とは、昔ながらの方法で屋根下等で保管しながら常温で乾燥させるものです。年間の気温以上に温度が上がることはないため、木材が持っている防虫成分や防腐成分がそのまま残り、木本来の香り、色艶もきれいでさらに耐久性も高くなります。デメリットは使えるようになるまで1年から2年とかなりの乾燥期間を必要とすることです。
ヒノキ無垢材でもシロアリ駆除剤は使った方がいいと聞きましたが?
国産ヒノキでも暖かい地域で急成長したヒノキや、高温で一気に人工乾燥させたヒノキは耐久性が劣るため、万一のリスクに備えるために白蟻駆除剤や防腐処理を行った方がいいでしょう。しかし防腐処理は必ずしも数十年にわたって効果を発揮するとは限らず、家の構造材の場合は、後から再処理することもできないため、効果的とはいえません。また防腐処理の薬剤によっては完成して入居後も室内でずっと揮発し続けるため、小さなお子様や在宅時間の長い女性が化学物質過敏症やアレルギー症状を起こす原因にもなってしまいます。(これをシックハウスといいます。)
化学物質過敏症とは何ですか?
化学物質過敏症(CS/Chemical Sensitivity)は、身の回りにある様々な製品や住宅の建材に含まれる化学物質が原因で、身体的・精神的な症状が現れる病気です。ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ていますが、病気の発症の仕組みは未だに明らかになっていません。どちらかと言えば女性に多く、30代から50代に多く見られます。一度発症してしまうと、洗剤の柔軟剤や香料、化粧品、芳香剤、殺虫剤や排気ガスなどのわずかな成分でも反応するため日常生活すら困難になり、治療のためには生活環境を大きく変える必要が出てきます。
シックハウスとは何ですか?
近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。(厚生労働省 シックハウス対策のページ)  
室内の空気を汚染させる揮発性有機化合物(VOC)はあらゆる新建材に含まれており、新築入居時が一番多く揮発しますが、年数が経っても夏場や暖房器具によって室温が上がるとどんどん内部から揮発するため、積極的に換気をしたとしても汚染物質の量がすぐには減りません。可能な限り揮発性有機化合物(VOC)の少ない材料で家を建てた上で、入居後も積極的に換気をするのが一番効果的です。
現在の住宅でもシックハウスが起こるのですか?
シックハウスの主原因として住宅建材に使われるホルムアルデヒドと、白蟻駆除剤のクロルピリホスだけは規制されましたが、現状ではそれ以外の物質はほぼ野放しとなっており、現在も合法的に使われている新建材には接着剤や塗料から大量のVOC(揮発性有機化合物)が出ています。内装制限のないF★★★★の新建材はホルムアルデヒドは少ないですが、それ以外のVOCを多く含んでいるので、シックハウスになる可能性は現在も引き続き残っています。シックハウスのリスクを減らすには、新建材そのものの使用を極力減らし、自然素材中心の家づくりをすることが、とても重要なのです。
同じ日本なのに気候に違いがあるのですか?
日本列島は南北に長く周囲を海に囲まれているため、同じ日本でも各地域によって気候が全く違います。たとえば冬は氷点下になる北海道と、九州では全く違いますね。東北地方でも太平洋側と日本海側では雪の降り方が全く違いますし、雨雪が多く湿度が高い日本海側の北陸と、冬でも晴れの日が多く乾いた風が吹く関東では、建物に要求される性能もガラッと変わってきます。建物はその地域から動くことはありませんから、その土地の気候に合わせた家づくりのノウハウが必要になります。
石川県の気候の特長を教えてください。
まず一番に思い浮かぶのは、湿った重たい雪が積もること。年間を通じて降水量が高く湿度も高いので梅雨時以外の季節でも、温度差で結露しやすいこと。夏は関東並みに暑くなりますが、冬は積雪があるものの、気温が氷点下になることは少ないなどの特徴があります。
石川県で木造の家を建てるには、雨から外壁を守るために軒を出し、湿気から家を守るために基礎の高さを確保すること、湿気やシロアリに強い樹種を使うことが家を長持ちさせる秘訣になります。
ハウスメーカーとどう違うのですか?
設計事務所では、お客様のご要望や土地の状況、予算などを考慮して、一からオーダーメイドで作成いたします。
一方、多くのハウスメーカー様では、もともとある既存のプランの中からお客様に合わせてアレンジしたものをご提供しています。
相談する際には何が必要ですか?
土地などの資料がすでにある時は、お持ちいただくとよろしいかと思います。
リフォームの場合は、既存の図面や写真などをお持ちいただきますと、その場でアドバイスさせていただくことも可能です。
住宅の建築には、どのような諸費用が発生しますか?
住宅建築にかかる諸費用には、印紙代や各申請費用のように必ず必要になるものと、造成費や地盤補強費など条件によっては必要となるものがございます。
その他にも、住宅ローンの手数料や火災保険料など、利用する会社や種類によって大きく金額が変わってくるものもございます。ご不明な点はアドバイスさせていただきますので、まずはご相談くださいませ。
シックハウス症候群について教えてください
住宅に使われる壁や床、構造躯体などの建材の多くには、通常いくつかの化学物質が使用されています。
代表的なものに、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC)のトルエンやキシレンなどがあります。
シックハウス症候群とは、新築やリフォームの際に使用されたそれらの建材から化学物質が発生することによって引き起こされる目、喉、頭などの痛み、吐き気をともなう化学物質過敏症、ぜん息などの症状を言います。

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